いま、京都はとても梅雨らしい梅雨を迎えております。
梅雨らしい梅雨、というのはおかしな言い方かも知れませんが、 ここ数年を振り返ってみると、 あまり雨も降らないで、いつのまにか蒸し暑くなっていた、 というのが多かった気がしますので。
今年はなんだか毎日のように、 シトシトとそぼ降る雨や、 びっくりするような雷雨や、 身体が脱水機にでもかけられているかと思うほどの強風をともなう雨が、 かわるがわる降っています。
暑いことは暑いんですけどね。 夜はホントに寝られないくらいの、暑さです。
でも、 夕方頃に雨が上がって、 夜になるほんの少し前に、 なんとも涼しい風が、やさしくひゅるっ…と吹くときがあって、 これはこれでなんだかとても幸せな気分になれますね。
雨が降ってなければ、味わえない気分ですもんね。
そう考えると、うかつに傘が手放せないこのうっとおしい毎日も、 少し好きになれそうな気もします。
曇天の下、 街のあちらこちらでは、 いよいよ祇園祭の山鉾建てが始まっています。
梅雨が終われば、あっと言う間に夏が来て、 お祭りでにぎわう街になる、京都。
鉾を立てる職人さんを下から眺めながら、 ほんの少しだけ、過ぎ去りつつある梅雨を名残惜しく思うのでした。
…でも、 祇園祭の宵山近辺の日って、 なぜか毎年、かなりの高確率で大雨が降るんですよねぇ。
浴衣が濡れないように雨宿りをするお嬢さん方を眺めるのもまた、 風物詩のようなものですけどね。
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